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春に与えたい薬膳トッピング🌸

  • 執筆者の写真: RIMORANA
    RIMORANA
  • 2022年3月7日
  • 読了時間: 4分

春は芽吹きの時♪ 

冬には動物達は寒さにジッと耐え、食料も無い中体力やエネルギーを温存して厳しい寒さを耐え抜きます。

そして、2月~4月春の兆しがちらほら見えてくると動物達は日差しを感じ、風を感じ活動をはじめます。

 春は「発陳(はっちん)」の季節=春の陽気の上昇と共に、内にこもっていた陰気が発散し、万物が息を吹き返したように発生する。


そんな春には気温の上昇で、ちじんでいた体を伸ばそうと運動量も増えてきます。ご機嫌で存分に体を動かしたい気持ちでしょうが、突然運動量を上げると痛みや麻痺などの運動器トラブルのもとになります。春のパートナーのお散歩はのんびり♪ゆったり♪ または、お散歩前にマッサージして準備をしてからお散歩に出かけるといいですね。


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春は肝臓の働きが活発になります。

補肝の作用のある食材、旬の物で肝臓の働きを助け体の活発化を補助しましょう!!


以蔵補臓=臓を以て臓を補うという意味。自身の不調の部分と同じ他の動物の臓器を食すことによってその部位の働きを助ける事をいいます。


春の薬膳トッピング

※ドライフードを与えている場合必要な栄養量は取れています。トッピングは補助栄養素として少量取り入れる。と考えましょう。


・鶏のレバー:犬・猫 与えると良い場合→・肝疾患のある場合・シニアなど目に障害がある場合・落ち着きのない場合・体力のない場合

注意!!蓄積される脂溶性ビタミンAが豊富な為与えすは中毒となります。ドライフードを与えている場合与える量はほんの少量で。 ドライフードを与えていて健康で元気な個体の場合はレバーのトッピングは栄養素の過剰となる為不要。レバーのおやつも同様)


・鶏のささみ :犬・猫 冷えた体を温め肝機能低下による嘔吐やゲップを押さえます。 脂質が少なく消化も良い為どのライフステージにも良い。 ゆで汁をスープとして与えれば水分摂取にもなるのでシニアなどにも◎(具1:スープ1位の量で)


・鱈 : 犬・猫 水分が多く低脂質うまみ成分が強い。ゆで汁をスープとして与えれば水分摂取にもなるのでシニアなどにも◎(具1:スープ1位の量で) 


・キャベツ:犬  健胃の効能あり。 軽くゆでて細かく刻んで与えます。

注意!!生で与えると吐き戻しや軟便、下痢になることがあります。猫に与える場合はごく少量。

  


・ニンジン:犬  Bーカロテンが非常に多い。 脂溶性の物と一緒に与えると栄養素の吸収がよい。


アスパラ:犬 タンパク質・ミネラル・ビタミンをバランスよく含む。エネルギー代謝に必要なアスパラギン酸を含む。 ゆでて細かく刻んで与えます。


・しいたけ:犬 紫外線に当たるとビタミンDに代わるエルゴステロールが多い。抗腫瘍効果が期待されるB-グルカンや血中コレステロールを低下させるエリタデニンを含む。

ゆでて細かく刻んで与える。


・黒酢:犬 春は肝の働きが活発になり酸味は肝に帰路あり。 穀物酢よりアミノ酸が豊富。 酸味には収斂作用(皮膚・筋肉・血管・臓腑などを引き締める)解読作用、下痢や尿漏れなども期待できる。


・菜種油:犬 肝に帰路があり、解毒作用。肝機能を助けます。


・クコの実:犬猫 肝・腎・肺に帰路あり。視力減退、老化防止、慢性の咳にも。 また、腰膝の虚弱やふらつきにも効果があり、滋養強壮・疲労回復にもおすすめ。乾燥品の場合は水で戻して与える。


などなど・・・以上の食材は全て肝に帰路あり(栄養素となって肝臓に効果を示す)

食材を茹でる際はゆでたスープで他の食材を茹でるなどして、スープとして漏れなく栄養素を摂る事をお勧めします。(ホウレンソウに含まれるシュウ酸など、あえて茹でることで成分を出す場合は別の鍋で調理)

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猫は肉食の為、トッピングできる食材は限られますがコミュニケーションの楽しみとしてもトッピングを楽しんでみらどうでしょうか。


犬は肉食+雑食性なので、与えてはいけない食材以外は素材ごとの分量を考え与えればトッピングできる食材は多数あります。


スーパーなどで求めやすい食材ばかりなので、休日など時間のある時や、オーナーの食事を作る際に一緒に準備してみてはどうでしょうか!!



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